拝読させていただきます 敬語。 「拝読する」の意味と使い方は?敬語や類語・例文を調査!

ビジネス上での「拝読」の正しい意味と使い方についての解説

拝読させていただきます 敬語

「拝読」の使い方 「拝読」は本や資料、メールや手紙など読み物全般に使う 「拝読」は本や資料、メールや手紙など、読む物であれば何に対しても使うことができます。 論文や短歌などに対しても「拝読」を用いることができます。 例えば相手からメールや手紙を受け取り、それに対して返信をする場合に「メールを拝読しました」「手紙を拝読しました」などと使います。 謙譲語ですので、読んだことを書いた相手に伝えるときに使うのが一般的な使い方です。 「拝読」は謙譲語なので、自分自身の読む行為に使う 「拝読する」は謙譲語です。 自分自身が読むという行為を謙って使う言葉ですので、自分自身の行為にのみ使いましょう。 ただ、謙譲語なので家族や友人など親しい関係の相手に使うと不自然です。 家族や友人からの手紙やメールには「読みました」「読んだよ」で問題ありません。 「拝読」の言い回し 「拝読します」が正しい表現 ビジネスシーンや目上の人に対して「拝読する」を使う場合、 「拝読します」と使うのが正しい表現となります。 「拝読する」は「読む」の謙譲語になりますので、組み合わせる言葉は丁寧語の「ます」になります。 「拝読いたします」は二重敬語だがビジネスシーンなどで使用されている 「拝読いたします」は「読む」の謙譲語「拝読する」+「する」の謙譲語「いたす」になるため、 二重敬語になってしまいます。 二重敬語は回りくどい印象を与えてしまうため、良くないとされていますが、 ビジネスシーンで「拝読いたします」「拝読いたしました」は頻繁に使用されています。 文法的には正しくありませんが、よく使う表現なので、ほとんどの人にとってそこまで違和感のある表現ではありません。 しかし世の中には、もちろん正しい敬語表現を知っている人もいます。 自分自身が使う場合はなるべく「拝見します」と正しい文法を使うようにしましょう。 「拝読させていただきます」も二重敬語 「拝読させていただきます」は、「読む」の謙譲語「拝読する」+「〜してもらう」の謙譲語「いただく」なので、 二重敬語になります。 そのため文法的には間違った表現となります。 しかし「拝読いたします」と同様で文法的には正しくありませんが、ビジネスシーンでは 「拝読させていただきます」や「拝読させていただきました」がよく使われています。 「いつも拝読しております」は継続して読むことを伝える正しい謙譲語 「いつも拝読しております」の「〜しております」は行為を継続することを表す「している」の丁寧語です。 読む行為を継続していることを、相手に敬意を払って伝えることができます。 そのため「いつも拝読しております」は現在進行系で本を出版し続けている人や、新聞などに連載している人に対して一般的に使われています。 現役の小説家に「いつも拝読しております」と言うと「先生の本は毎回読ませてもらっています」と伝えることができます。 「読ませていただきます」は「図々しくて申し訳ないですが、許可してもらったので読みます」という意味 「読む」の謙譲語は「拝読」だけではありません。 「読ませていただきます」は「読む」+「〜してもらう」の謙譲語「いただく」+丁寧語「ます」で成り立っているため、「読む」の謙譲語になります。 ただ「させていただく」は、「相手に許可を得て、ある行為を遠慮しながらすること」を意味します。 そのため「させていただく」は 「相手や第三者の許可を受けて行う場合」そして「それを行うことで恩恵を受けるという事実がある場合」に用いるのが正しくなります 「読ませていただきます」の場合は「図々しくて申し訳ないですが、許可してもらったので読みます」といった意味になります。 そのため、一方的に誰かの本を読んだ時に使うと不自然になります。 相手から読み物を受け取った場合は、相手が読んで欲しくて渡しているので許可を受けた状態になります。 その上で恩恵を受ける事実がある場合ですので、例えば 仕事で参考になる書物を上司が渡してくれた場合などに「読ませていただきます」と使うのが正しい使い方になります。 「頂いた本は、しっかりと読ませていただきます」 「先日お借りした参考書、読ませていただきました」 「私もその資料を読ませていただいてもよろしいですか?」 他人が読む場合は、尊敬語「お読みになる」を使う 「拝読」は「読む」を謙っていう言葉ですので、 相手が何かを読む場合に「拝読」を使うと失礼に当たります。 例えば目上の相手に「こちらの資料は拝読されましたか?」と聞いた場合「謙って読まれましたか?」と聞いていることになります。 これではとても失礼ですよね。 上司など目上の人が読む場合は、「読む」の尊敬語である「お読みになる」が正しい敬語表現です。 そのため、先程の資料を読んだか聞く時は 「こちらの資料はお読みになりましたか?」が正しい敬語になります。 ちなみに「お読みになられる」は二重敬語ですので注意しましょう。 「お読みになられましたか?」と使うのは間違った表現になります。 「資料は今部長がお読みになっています」 「今日の新聞はお読みになりましたか」 「先日の議事録、お読みになりますか?」 「拝読」に似ている言葉との違い 「拝読」と「拝見」の違い 「拝読」・・・「読む」の謙譲語 ・読む行為を表しているので、文字や文章に対してのみ使う 「拝見」・・・「見る」の謙譲語 ・文字や文章の他に、絵や写真、物や出来事に対して使うことができる 「拝見」は <はいけん>と読みます。 「見る」の謙譲語で、「つつしんで見る」という意味です。 そのため文字や文章の他に、絵や写真、物や出来事などに広範囲で使うことができます。 また「拝見する」はメールや書類を「見る」「読む」「目を通す」という意味の他に、「内容や目的を理解した」というニュアンスも含まれています。 「拝見」はメール・手紙や資料を確認したことを、相手に伝えるときに使うのが一般的です。 「拝見しました」「拝見します」といったように使うことができます。 「教授が出版された本を拝見しました」 「御社の求人広告を拝見して、メールをお送りいたしました」 「参考文献を送ってくださりありがとうございます。 さっそく拝見しました」 「拝読」と「拝聴」の違い 「拝読」・・・「読む」の謙譲語 「拝聴」・・・「聴く」の謙譲語 「拝聴」は <はいちょう>と読みます。 「聴く」の謙譲語で、「つつしんで聴く」という意味です。 「今日もテレビを拝聴しています」などと口頭ではあまり使わない表現です。 「拝聴」は基本的にメールや手紙など、文面上で使う言葉になります。 また「拝聴」によく似た表現に「清聴」という言葉があります。 「ご清聴ありがとうございます」などと聞いたことがある方も多いと思います。 「拝聴」は自分が相手の話を聞くときに使う言葉なのにに対して、「清聴」は相手が自分の話を聞いてくれたことに敬意を表す言葉です。 「文献を閲読した」 「古文書を閲読する」 奉読(ほうどく) 意味:謹んで読むこと 「謹んで」という言葉には相手に敬意を払うといった意味があります。 「神前で御誓文を奉読する」 「天皇陛下が勅語を奉読する」 繙読(はんどく) 意味:書物をひもといて読むこと 「繙」は「繙く(ひもとく)」という言葉で、元々「巻物の紐をほどいて広げ、書物を読む」といった意味があります。 そこから「書物などを調べて真実を明らかにする」といった意味も持つようになりました。 同じ読みの「紐解く」と同義になります。 「歴史書を繙読するのは楽しい」 「研究書の繙読は難しい」 読書(どくしょ) 意味:本を読むこと 「読書」は一般的にもよく用いられていますね。 敬語表現ではありません。 「趣味は読書です」 「寝る前に読書をする」 熟読 意味:文章の意味をじっくり考えながら読むこと ただ本を読むのではなく、考察しながらじっくりと読むことです。 また、その書物を「読み味わう」「十分に内容を読み取る」といった意味もあります。 「大好きな作家さんの本は何度も熟読する」 「いくら恋愛マニュアルを熟読しても恋人ができない」 披見(ひけん) 意味:手紙や書籍などを開いて見ること 折られたものや、封のされた書物を開けて読むことを意味しています。 「書簡を披見した」 「送られてきた手紙を披見する」 書見(しょけん) 意味:書物を読むこと 「読書」と同じ意味です。 「書見に専念したが、飽きてしまった」 「あまり書見は好きではない」 「拝読」の対義語 「読む」の対義語は「書く」になります。 「書く」の謙譲語と尊敬語をいくつか紹介します。 書きます 「書く」の丁寧語です。 謙譲語ではないので、自分を謙る表現はありません。 「手紙は私から書きます」 「そのメモは私が書きました」 お書きします 「書く」の謙譲語です。 相手に敬意を払い自分が書く場合に用います。 「この欄は私の方でお書きします」 「先にお書きしておきます」 お書きいたします 「書く」の謙譲語になります。 「お書きします」よりも、より丁寧な表現となります。 「部長、私がお書きいたします」 「お客様へのお礼状は私がお書きいたしました」 書いていただく 「書いてもらう」ことを謙った表現です。 そのため相手が「書く」行為に対して敬意を払った表現になります。 「この欄は部長に書いていただきます」 「こちらの書類に必要事項を書いていただいてもよろしいですか?」 お書きくださる 「書く」の尊敬語になります。 相手の「書く」行為に敬意を払った表現になります。 「この看板は社長がお書きくださいました」 「部長がお書きくださるなんて、誠に光栄です」.

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「ご拝読いただきありがとうございます」 の正しい言い方は?

拝読させていただきます 敬語

「拝読させていただく」は間違い敬語?二重敬語? とご心配のあなたへ。 正しい使い方にはたとえば、• 【例文】(上司あての)手紙を拝読させていただきました。 【例文】(上司の)ツイートを拝読させていただきました。 などあり。 あるいはまぁ許容される範囲の使い方にはたとえば、• 【例文】xx先生の新著を拝読させていただきました。 【例文】xx教授の論文を拝読させていただきました。 などあり。 意味は直訳すると「 読ませてもらいました」。 読むことにたいして上司なり目上など相手の許しを得なければいけない時に「 恐れ多くも読ませてもらったけど、許してね」「 読ませてもらったけど、いい?」のようなニュアンスでつかいます。 いっぽうで。 ちょっと日本語が変じゃないのか?と思われるような使い方にはたとえば、• 【日本語が変】WEB上に公開されている技術資料を拝読させていただきました。 【日本語が変】ブログ記事を拝読させていただきました。 などあり。 こんなシーンでは「 拝読しました/拝読いたしました」とするのが妥当です。 なぜこれらの使い方が日本語としておかしいと感じるのか、その根拠については本文にて。 それでは「拝読させていただく」が正しい敬語である理由とビジネスメールでの使い方、例文を紹介します。 この記事の目次• 「拝読させていただく」が二重敬語ではなく正しい理由 「拝読させていただく」「拝読させていただきました」は二重敬語ではありませんし間違い敬語でもありません。 正しい敬語です。 なぜなら謙譲語「拝読」を「拝読させてもらう」というように動詞にしたうえで「もらう」の部分に謙譲語「いただく」を用いているから。 さらに丁寧語の過去形「ました」をくっつけると「拝読させていただきました」という敬語になります。 これではあまりにも乱暴なので誰もが理解できるようにくわしく解説していきます。 「拝読」は「読むこと」の意味の謙譲語と考えることができますが品詞は名詞です。 このままではほとんど文章には使えません。 たとえば「資料を拝読ました」「本を拝読ました」では意味不明な文章になりますよね? そこで。 「読む」という意味にするには「する」をくっつけて「 拝読する」とします。 あるいは「読ませてもらう」という意味にするには「 拝読させてもらう」とします。 漢語や外来語の名詞に動詞「する」をくっつける用法はほかにも「返答する」「連絡する」「報告する」などいろいろあり。 果たしてなぜ中学生レベルの復習が必要だったのかというと…• 「拝読」=「読むこと」の意味の謙譲語(単体では名詞)• 「させていただく」=「させてもらう」の意味の謙譲語 がそれぞれ別の単語であることを理解するためです。 これが分かればすでに正解にたどり着いています。 ようするにビジネスメールでよく使う以下の敬語と同じことなのです。 【補足】そもそも二重敬語とは? 二重敬語とは「ひとつの語におなじ敬語を二回つかうこと」であり敬語のマナー違反です。 よくある二重敬語としては「お伺いする」「お伺いいたす」があります。 なぜこれらが二重敬語なのかというと…• 「伺う」は動詞であるために名詞「拝読」と違い「~する・~いたす」という動詞をくっつけることが日本語として既におかしい訳ですが… まぁいずれにせよ二重敬語なので間違いです。 ひとつの語に同じ種類の敬語を2回つかうことが二重敬語であり、敬語のマナー違反になります。 【使い方】拝読させていただく つづいて「拝読させていただく」の使い方について。 敬語としては正しいものの、使い方を間違えるとヘンテコな日本語になりますので十分にご注意ください。 」としたとき。 他人宛の手紙というのはプライバシーにかかわる情報が満載であるため本来であればヒトに読ませるようなものではありません。 それをあなたが黙って読んだとしたら、これはもう相手に謝罪しなければいけない事態です。 あるいは上司に頼んでもないのに見せつけられたにせよ、上司のプライバシーにかかわる部分を「悪いけど読ませてもらった」ということになります。 したがってそんなときに「 悪いけど手紙を読ませてもらったよ、許してね」というニュアンスで「拝読させていただく」をつかっても丁寧です。 」としたとき。 上司のtwitter投稿というのは公開されているものにせよ、プライベートに関わることです。 上司がtwitterを大々的に自慢しているわけでないのでしたらプライバシーにかかわることです。 そんなときには「 twitter投稿を読ませてもらったよ、許してね」というニュアンスで「拝読させていただく」をつかうのも正しい日本語の使い方です。 」とした場合。 先生としては誰かしらに読んでもらうために本を書いているわけです。 それなのにこの使い方だと「悪いけど新著を読ませてもらったよ、許してね」というようようなニュアンスになります。 でもまぁ、こう言われて悪い気はしないのでつかってもOKです。 完全に相手次第ですね。 言葉はロジックでは言いあらわせない何かがあります(完全に逃げ)。 あるいは。 」としたとき。 先生としては誰かしらに読んでもらうために論文を書いているわけです。 ただ、ひょっとしたらあなたには読んでほしくないような恥ずかしい内容である可能性もあります。 はたまた、別になんとも思ってないかもしれません。 本当のところは本人にしかわかりません。 従ってそんなときに「教授の論文を読ませてもらったよ、許してね」というニュアンスで「拝読させていただく」をつかってもまぁ間違いではありませんね。 結局のところ、こう言われて悪い気はしないのでつかってもOKです。 」とした場合。 私としては誰かしらに読んでもらうために記事を書いているわけです。 それなのにこの使い方だと「 記事を読ませてもらったよ、許してね」というようようなニュアンスになります。 もし私のブログが極秘情報や会社のスキャンダルで埋められていて誰にも読まれたくないようなものであれば、「記事を拝読させていただきました」でもまぁよいでしょう。 ところが常識的にはそうじゃない訳です。 記事を読んでもらってありがたいのは私の方であり、むしろこっちからお礼をしなければいけないのに…「記事を拝読させていただきました」だと記事を書いている私の方がエライかのように感じてしまいます。 でも実際にはそうじゃない訳ですよね!?読者がお客様でありライターはサプライヤーであるハズ。 したがってこんな時には「 記事を拝読しました/拝読いたしました」で十分に丁寧な敬語といえます。 あるいは。 会社としてはお客さんなり誰かしらに読んでもらうために技術資料を公開しているわけです。 それなのにこの使い方だと「悪いけど技術資料を読ませてもらったよ、許してね」というようようなニュアンスになります。 もし資料の内容がディープで誰にも見られたくないようなものであれば、「資料を拝読させていただきました」でもまぁよいでしょう。 ところが常識的にはそうじゃない訳です。 したがってこんな時にも「 拝読しました/拝読する」が妥当な日本語の使い方ということになります。 ただし相手によるし地域による ただし。 上記はおっさん営業マンである私の勝手な価値観です。 実際にはヘンテコな日本語の例文にあげたようなビジネスメールもしょっちゅうきますし、だからといって別にムッとしたりしません。 さらに地域ごとの差もあり関西人はなぜか「させていただく」というフレーズを多用します。 だからどれが正しいとか間違いとかは結局のところあまり気にしなくてもいいんじゃないかと思います。 でもテレビとか公にでるような仕事をなさっている方はご留意ください。 日本語を正しくつかえないとそれだけで頭悪そうに見えます。 【まとめ】シーン別の例文 例文にもしたとおり「拝読させていただく」はこのままでは使えません。 「拝読させていただきます」などのように、より丁寧な敬語にする必要あり。 そこでビジネスシーン別につかえる例文を以下にて紹介します。 現在「読ませてもらいます」としたい時 【例文】拝読させていただきます。 過去「読ませてもらいました」としたい時 【例文】拝読させていただきました。 希望「読ませてもらいたい」とする 【例文】拝読させていただきたく存じます。 【例文】拝読させてください。 「拝読」は著者なり資料を書いたヒトを立てるためにつかう敬語です。 NGとなる使い方にはたとえば。 これだとお客さんではなく上司を立ててしまうことになります。 ポジションとしては「お客さん >> 上司」であるハズなので丁寧語だけをつかい「読みました」とするのが妥当です。 あるいは。 これだと上司ではなく後輩を立ててしまうことになります。 「上司 >> 後輩」であるハズなので丁寧語だけをつかい「後輩のレポートを読みました」とするのが妥当です。 もっとも初歩的な敬語の使い方なのですが…「 ご拝読する」はNGです。 あるいは。 「お(ご)~いたす」のひとかたまりを謙譲語として見たとき。 「ご拝読する」でもいいんじゃないのか?とする意見もあります。 ただ「~」の謙譲語が「お(ご)~する」だという解釈を適用した場合には「拝読」が謙譲語であるため、そもそも二重敬語ということになります。 こちらも初歩的な敬語の使い方なのですが…「読んでほしい!読んでください!」と言いたいときに「拝読してください!」は間違い敬語です。 「拝読」は謙譲語であるため自分の行為につかい相手の行為にはつかいません。 たとえば以下の使い方は間違い敬語となりNGです。 十分にお気をつけください。 読むことの尊敬語「お読みくださる」や例外的に謙譲語「お読みいただく」をつかいます。 またはシーンに応じて見ることの尊敬語「ご覧くださる」をつかってもOK。 以下のようにすると正しい敬語になりますね。 「拝読いたします」は二重敬語だから誤りだという意見もあります。 ただし答えは二重敬語ではなく100%正しい敬語です。 ただし答えは…「二重敬語ではない」です。 二重敬語とは「ひとつの語におなじ敬語を二回つかうこと」であり敬語のマナー違反です。 たとえば「お伺いいたす」「お伺いする」などが二重敬語の例。 「行く・尋ねる」の謙譲語「伺う」をつかっているのに、さらに「お〜いたす」「お〜する」という謙譲語をつかっているためです。 ところが。

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「拝読させて頂きました」という言い方はヘンではないですか?「...

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「読む」の尊敬語 尊敬語は、相手の動作を敬っていう言い方です。 つまり「読む」の尊敬語は、相手が何かを読むときに使う表現ということになります。 尊敬語は「読まれる」「お読みになる」 「読む」の尊敬語は、「読まれる」「お読みになる」です。 「読まれる」は受け身の表現と同じになってしまうので、「お読みになる」の方が間違いなく伝わります。 実際にこれらを使う場面では、丁寧語の「ます」を伴うことがほとんどです。 実際の例文を見てみましょう。 先ほどの資料はもう読まれましたか。 あの小説はお読みになりましたか。 会報なら今課長が読まれています。 議事録は部長がお読みになっています。 簡単な資料ですが、読まれますか。 お客様から手紙をいただいたのですが、お読みになりますか。 「お読みになられる」は誤り 「読む」の尊敬語の間違った使い方としてよくあるのが、「お読みになられる」という表現です。 これは「読まれる」と「お読みになる」とが混ざったもので、尊敬の意味の「お読みになる」に、さらに尊敬の「られる」がくっついてしまっています。 このように、ひとつの言葉に同じ種類の敬語がついたものを「二重敬語」と呼び、文法的には誤りとされています。 丁寧にしようとして過剰な表現になってしまわないように気をつけましょう。 「読んでください」の敬語表現と言い換え 「メールを読んでください」「資料を読んでください」など、相手に「読んでください」と頼むときには、いろいろな言い方ができるんです。 一挙にご紹介します。 尊敬語は「お読みください」 もっともシンプルな表現が、「お読みください」です。 「読んでください」の「読む」部分を丁寧にした言い方です。 確認してほしいときには「ご確認」 言い換え表現の一つ目は、「ご確認ください」です。 内容を確認してほしいと伝えることで、「読んでください」という意味を表します。 「お荷物をご確認ください」のように、読む以外にも確認するもの全般に使えます。 さっと読むという意味の「ご一読」 「一読」は「さっと全体を読む」という意味です。 「ご一読ください」といったときは、「全体を一通り読んでください」というような意味になります。 「一読」そのものには軽く読むというニュアンスが含まれますが、「ご一読ください」はじっくり全体を読んでほしいときでも使えます。 見るもの全般に使える「ご覧」「ご高覧」 「ご覧」は、「見る」の敬語表現で、「ご高覧」は「ご覧」をさらに丁寧にした言い方です。 「ご覧ください」「ご高覧ください」は、「読んでください」というのはもちろん、景色やスライドなど、「見る」もの全般について使えます。 「目を通す」ではなく「お目通し」を使う 「読む」の言い換え表現に「目を通す」があります。 ただし、「目を通してください」は軽い言い方になってしまうので、ビジネスシーンで目上の相手に使うにはそぐわないとされています。 この場合は、「お目通しください」という表現を使いましょう。 「お目通し」は「目を通す」を丁寧にした言い方で、ビジネスシーンでも活用できます。 メールで便利な「ご査収」 「査収」は、「よく確かめて受け取る」という意味の言葉です。 たとえば、メールに添付したファイルを確認してほしいときに「資料を添付いたしましたのでご査収ください」と書き添えれば、「読んでください」「受け取ってください」という二つの意味を同時に伝えられます。 「読む」の謙譲語・丁寧語 続いて、「読む」の謙譲語と丁寧語について解説します。 尊敬語と間違って使っているケースもよくあるので、ここでしっかり区別しておきましょう。 謙譲語は「拝読する」 謙譲語は、自分の動作をへりくだって言う言い方です。 目上の相手に対して自分の動作を言うときに使います。 つまり、「読む」の謙譲語は、自分が何かを読むことを表す言い方ということです。 「読む」の謙譲語は、「拝読する」です。 多くの場合「ます」と一緒に、「拝読します」「拝読しました」といった形で使います。 また、「拝読いたします」「拝読いたしました」という表現もよく見られます。 しかし、これは謙譲の意味の「拝読」に、さらに謙譲の「いたす」をつけているので、二重敬語になっています。 ただし、広く一般に浸透していることもあり、間違いであるとはされないことが多いようです。 それでもあくまでグレーゾーンなので、正しい敬語をきちんと使いたいという人は、避けた方が無難な表現だといえます。 前述のとおり、「拝読する」は自分が読むことをいうもので、相手が読む場合には使えません。 「あの話題の本、拝読されましたか」といった言い方は大きな間違いですので注意しましょう。 「読ませていただく」という表現もある 「読ませていただく」は「読ませてもらう」の謙譲語です。 誰かから手紙をもらったときや本をもらったときなどに、「手紙を読ませていただきました」「いただいた本を読ませていただきました」といった形で使います。 「読ませてもらう」「読ませていただく」は、「誰かから許可をもらって読む」という意味になります。 ですから、読んで当然のものや自ら読んだものについて使うのは不適切です。 誰かにもらって読んだものや、許可を得て読ませてもらったものについて言うときに使いましょう。 「拝読しました」とすべきところを「読ませていただきました」とすると、「別に許可したわけじゃない」と違和感を覚える人もいます。 乱用は避けましょう。 丁寧語は「読みます」 「読む」の丁寧語は、「読みます」です。 過去形は「読みました」、疑問形は「読みますか」となります。 丁寧語は、自分の動作に対しても相手の動作に対しても使えます。 本や新聞は「読みます」が適していることも ビジネスなどの改まった場では、自分が「読む」ことについては謙譲語の「拝読する」を使うのが適切です。 しかし、自分が読む場合に丁寧語を使うべき場面もあります。 それが、本や新聞についていう場合です。 「拝読」の「拝」には、うやうやしく受け取るといった意味があります。 つまり、「拝読」は相手から受け取ったものや相手の書いたものを読むときに使うのが正しい使い方なのです。 相手がその本や新聞記事を書いた本人だったり、本をくれた相手の場合は「拝読しました」が使えますが、それ以外の場合は丁寧語を使います。 「いただいた御本、拝読しました」、「話題の新刊を買って読みました」というように、場面によって使い分けられるとベストです。 まとめ 「読む」という言葉は頻繁に使うだけに、敬語表現もばっちりだと思っている人も少なくないのではないでしょうか。 しかし、意外に多くの間違いポイントがあるのです。 敬語の間違いは、相手を不快にさせてしまったり、自分の評価が下がってしまったりといったことにもつながりかねません。 正しく使えていると思っても実は間違っていたなんてことのないように、使い方をしっかり確認しておきましょう。

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