ヴェネツィア 水没。 ベネチア水没、地下へ海水注入で防止?

狂乱気象でベネチアが大混乱、高潮で市内8割が水没

ヴェネツィア 水没

2018年11月。 イタリアでも有数の観光地である水の都「ベネチア」を、 歴史的にも珍しいくらいの 「高潮」が襲いました。 潮位が通常よりかなり高くなってしまい、 市内の75%が水没してしまうという異常事態になりました。 世界遺産のたくさんある「ベネチア」ですから、当然「水没によるダメージや被害」も甚大なものになりそうですが・・・。 そして2019年11月13日、さらなる高潮が記録されました。 ヴェネツィアのアクア・アルタ…1966年以来の最悪の状態。 そして、この水没そのものを「解決」するための 「モーゼ計画」の完成はいつなのかもまとめてみようと思います。 ベネチア高潮での水没で世界遺産への被害は?どんな被害があった? まずは、2018年11月に起きた「歴史的な高潮」のニュースを見てみましょう。 記録的洪水だそう?? 29日夜の時点で、 街の歴史的地区の約77%が冠水した。 大雨と強風により、 水位が1.56メートル上昇し、1979年12月以来の数値を記録した。 CNNによると、ベネチアで記録的な洪水が発生したのは1966年11月で、当時、水位は1.94メートル上昇した。 ベネチアでは定期的に洪水が発生しているが、 水位が1.1メートルを超えることは年に数回しかない(その際、歴史的地区の約12%が冠水する)。 CNNによると、最近ベネチアでは大きな洪水が発生する回数が増えた。 sputniknews. 日本でも異常気象での被害は後を絶ちませんが、イタリアでもそれは例外ではないみたいです。 ベネチア高潮での水没で世界遺産への被害は?現地の被害の写真を見てみよう! 実際にベネチアではどのような被害があるのか、ツイートの上がっているものがあるので見てみましょう! 「浸水したサンマルコ広場で、水遊びを楽しむ男女」 強い。 対策として可動式の防波堤で街を守る計画もあるが、あまり進んでいないという。 — Yahoo! 海面上昇が続けば、街そのものの存続にも関わる。 レストランや商店などは、多少の水没くらいではびくともせずに、元気に働いているみたいです。 毎日の生活がありますから、働かないといけませんからね。 ただ、今年はさらに被害がひどいみたいですが・・。 ベネチア高潮での水没で世界遺産への被害は?サンマルコ広場が閉鎖? 実は、稀に見る高潮のせいで、2018年11月には、 有数の観光地であるサンマルコ広場が「閉鎖」されていしまうという事態に陥りました。 2019年にも、サンマルコ広場の入り口付近が浸水してしまったようです。 水位は通常よりも150センチ上昇10年ぶりの数値を記録、市内の歩道や店舗も水につかっています。 旅行や観光に行く際は、あらかじめ準備しておくといいですね。 以下のページで、高潮「アクアアルタ」の際の対策をまとめています。 旅行の予定がある方は参考にしてください。 さて、こうなってくると、気になるのが 「世界遺産への被害はどうなるの?」というところ。 ベネチアなんて、どこを見ても「歴史的」な建造物ばかりですが、それが水没してしまうことで、 どのくらいの被害があるものなのでしょうか・・・。 ベネチアは29日、高波と強風による大規模な洪水に見舞われ、街の大部分が冠水した。 サンマルコ広場は湖と化し、歴史的建造物 サンマルコ寺院の大理石の床も水浸しになった。 管理当局はサンマルコ寺院について、 「たった1日で20年分の老朽化が進んだ。 だがそれでも楽観的な見方かもしれない」としている。 12世紀の建造物マドンナ・ニコペイアの祭壇前の 大理石の石畳は冠水し、洗礼堂なども浸水被害が出ている。 寺院の入り口付近の モザイク模様の床は、最大で高さ90センチの水に16時間浸かった。 青銅の扉や柱、大理石なども水浸しになった。 管理当局によると、 「寺院のレンガ造りの構造が海水にさらされて数メートルの高さまで痛んでおり、モザイクの装飾も危険にさらされている」という。 cnn. html 「たった1日で20年分の老朽化が進んだ。 だがそれでも楽観的な見方かもしれない」とのコメントが出ています。 やはり、ベネチアの度重なる「浸水」は、歴史的な建造物、世界遺産ほ保全にも、 かなりの悪影響を及ぼしているみたいです。 おそらく、世界的な「異常気象」の流れは今後も収まることはなさそうなので、ベネチアの高潮も、より大きな被害があってもおかしくない状況なので、決して楽観できる状況ではなさそうです。 水の都ベネチア、異常気象により街の4分の3が水没したりするらしくて街の保全に四苦八苦してるんだとか。 美しい街なのに地元の人は大変だ。 — ゴル golmew さすがに、高潮によってベネチアが「完全に水没」ということはないかも知れませんが、度重なる高潮による「老朽化」によって、美しい水の都がだんだんと美しくなくなっていってしまうことは予測できることですよね。 ベネチアの高潮による水没。 復旧はいつになる? さて、記録的な「高潮」により、前例の少ないほどの水位上昇が起きたベネチア。 現在は、その「水位」はもとに戻っているのでしょうか・・。 現在時間2018年11月7日午後21時(日本時間) ベネチアの「水没」状況のわかるアプリ 「watar-on vecice-floor」 で確認してみると・・・。 現在は問題ありませんでした。 水没していないみたいです。 念の為、ベネチア市のホームページでサンマルコ広場のウェブカメラを確認してみると・・・。 どうやらすでに水没は解消しているみたいです。 ベネチアの水没は、今回のようにひどくても、何日も「水没しっぱなし」ということはないみたいです。 たいてい、 数時間後には水は元通り引いていることが多いそうです。 ただ、今後もっと高潮がひどくなれば、水が引くまでに時間がかかってしまうこともあるかも知れませんね。 早く「モーゼ計画」がきちんと機能してくれると嬉しいんですけどね・・。 ちなみに、ベネチア市のホームページや、水位の状況、ウェブカメラなどの情報の見方が掲載されているページはこちら! 旅行の際の参考にしてくださいね。 ベネチア高潮での水没。 世界遺産への被害はモーゼ計画で解決? ヴェネツィアのモーゼ計画。 2003から2011完成だったけど、資金不足とかで今は2020年完成予定らしいな。 まぁ完成しても維持費が相当かかるし運営できんの? — MILANcomestai MILANcomestai ベネチア側も、手をこまねいてこの状況を見ているわけではなく、高潮を防ぐために大規模なプロジェクト 「モーゼ計画」というものを立ち上げています。 モーゼ計画とは、 海につながる3つの水路のそれぞれに可動式のゲートを設置して、押し寄せる海水をせき止めるという計画! このゲートは常時締まっているわけではなくて、高潮が発生した時だけゲートが閉じるようになっているので、普段は開いています。 ただ、このゲートを使うことによって、潮の流れや生態系が変わってしまうという懸念もあるらしいので、「ゲートができたらすべてが問題ナシ!」という単純な話でもなさそうですね。 ニュース モーゼ計画、どうなっているのか。 今年の12月に完成2022年に本格運用と。 解決すると良いですが。 どうなるでしょう。 今朝は寒かった。 ただ、モーゼ計画でゲートが完成しても、抑えられるのは潮位110cmまで。 これだと島の12%は浸水する見込みになるらしいのですが、ある程度の浸水は容認しているんだそう。 やはり、いろいろなバランスを考えると「完全に」というわけにはいかないんでしょうね。 「モーゼ計画」の細かい情報は、こちらのPDFに詳しくまとめてあるので、興味のある方はどうぞ。 phaj. pdf 日本でも、最近想定外の高潮の被害がありましたが、これから起きるであろう「異常気象」で、東京だっていつ大規模な高潮に見舞われるかもわからないので、こういった「モーゼ計画」のようなものも必要になる場所も出てくるでしょうね。 ベネチアの「モーゼ計画」うまくいってほしいものですね。

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ヴェネチアの記録的浸水!今の状況は?水位156センチ上昇!!!!【画像・動画あり】

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運河が縦横に流れ、水に囲まれた美しい「水の都」として知られるイタリアのヴェネツィア。 このヴェネツィア独特の「アックア・アルタ(Acqua alta)」という現象をご存知でしょうか? 「アックア・アルタ」とは、高潮と吹き荒れる風によってヴェネチアの街の内部まで浸水してしまう異常潮位現象のことです。 秋から春にかけてに主に発生し、「アックア・アルタ」が発生すると「水の都、ヴェネチア」は「水 没の都、ヴェネチア」に大変身してしまうのです。 朝、外に出てみてビックリ!街が水没してる! 10月中旬にヴェネツィアを訪れた際、ホテルのスタッフさんに「明日はアックア・アルタだよ」と忠告されました。 しかし、「アックア・アルタ」など聞いたこともなければ一体何のことなのか知らなかった私は… 次の日の朝、外に出てみてビックリ! まさに街のいたるところが膝の高さほどまで水没していたのです! 昨日まで歩いていた道もレストランも浸水してる! ゴンドラ乗り場付近の階段も水没し、道路との境目がないため注意していないと運河の中に落ちてしまいそう。 「アックア・アルタ」便利グッズをご紹介 このようにちょっと不便な「アックア・アルタ」ですが、ヴェネチアの街が浸水してしまっても、対策法や便利なグッズを使用すれば観光が可能です。 その1 長ビニール靴カバー まず初めに、この便利な「長ビニール靴カバー」! 靴下のように靴の上から履くだけで、長靴のように水たまりや水の中を歩いても濡れないという優れものです。 周りを見渡すと、歩行者の半数くらいはこの「長ビニール靴カバー」を着用しており、長靴や「長ビニール靴カバー」を履いた人の中には、気にせずバシャバシャと水の中を歩く人も大勢いました。 「長ビニール靴カバー」道端や商店街のお土産屋さんなどで販売されています。 その2 ギャングウェイ(Gangway) 浸水した街中に欠かせないのが、歩行者が水に濡れずに通行できるように設置される、鉄の支柱と木製の厚い板で作られた「ギャングウェイ(Gangway)」。 しかし、この「ギャングウェイ」の上を歩いていると何だか水の上を歩いているようでちょっと怖いので、ゆっくり歩きましょう。 また、観光客で混雑するサン・マルコ広場周辺は、いろいろな方向から「ギャングウェイ」に横入りしてくる人が多いため、押されて落ちてしまいそうなほど危険な時もありました。 午後には水が引き、青空に。 アックア・アルタを楽しい思い出に 今回旅行したときは、完全に水没していたサン・マルコ広場も、数時間後には元通りに。 「アックア・アルタ」は一日中続くものではなさそうです。 朝は通れなかった商店街の道も午後には水が引き、通れるようになっていました。 「アックア・アルタ」の際に使用された「ギャングウェイ」は観光で疲れ果てた観光客のベンチ代わりになっていました。 実際に体験して学んだ「アックア・アルタ」対策法 ヴェネチアの移動は基本、徒歩かゴンドラや水上バス。 小さい街のため、圧倒的に歩いて観光をする人が多いようです。 しかし、「アックア・アルタ」が発生すると、街のいたるところが浸水してしまうため、思うように移動ができません。 また、携帯電話のGPSに頼ってしまうと、水没してしまった道に行き止まりになる度に、どうやって回り道を探して目的地に到着すればいいのか、途方に暮れてしまうことになるかもしれません。 そこでお勧めしたいのが、紙の地図を持参することです。 地図があれば、水没して通れなくなってしまった道に遭遇しても、すぐに回り道を見つけることができるでしょう。 運が良ければ、その道は水没していないかもしれません。 水没してもしなくても、ヴェネチアは本当に美しい街です。 「アックア・アルタ」の発生率が低い夏に旅行に行くのもよし、「アックア・アルタ」が発生したらまたそれもそれで思い出に残る旅行になることでしょう。

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水の都が「水没の都」に!? ヴェネツィアの街が水浸するアックア・アルタ体験レポ|エクスペディア

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「水の都」として知られるイタリアの世界遺産ベネチア。 運河とそこを行きかうゴンドラ、そしてレンガの建物とが織りなす景観の美しさでも名高い。 また、類を見ない建築のユニークさもベネチアを有名にしている理由だ。 ところが、その素晴らしい海上都市が地球温暖化によって危機に晒されているというのである。 その頃イタリアにゲルマン人が侵入したため、難を逃れたイタリア人たちが行きついたところがベネチアだった。 ベネチアにたどり着いたイタリア人たちは海上わずか1mしか顔を出さない陸地ラグーンを開拓しそこに建物を築いた。 ラグーンは砂が堆積したものだから地盤が弱い。 しかもイタリア人の家は石造りだ。 そのため森林から木を切り出し杭にし、地面に何本も打ち込み基礎を作った。 打ち込んだ杭の数は計り知れないほど多い。 だから「ベネチアをさかさまにすると大きな森ができる」とさえ言われている。 ベネチアは長い間、西洋と東洋を結ぶ貿易の中心として栄え、近年ではイタリアの主要観光スポットの一つとして人気を博してきた。 ところが、ベネチアはひどい水害でも知られているのである。 それによると、1966年には海面が1. 8mまで上がり史上最悪の高潮に見舞われ大きな被害がでたそうである。 また高潮がない時でも地球温暖化のために海面が上がり、ベネチアはこのままでは海面下に沈んでしまうのではないかとも言われている。 実際、PBSのビデオでも、建物が建てられた頃は、船着き場から玄関に続く3段くらいの階段の一番下が海面すれすれだったのに、今では玄関の敷居に海面が近づいていることが確認できる。 しかも高潮の回数は年々増え続けているのである。 また、浸食による被害も大きく、土地の面積は1810年の3割しか残っていないという。 モーゼとは旧約聖書の預言者の名前であるが、こちらの「モーゼ」はイタリア語の「Modulo Sperimentale Elettromeccanico」の頭文字を取ったもので「電気機械実験モジュール」を意味する。 モーゼ計画の内容は、ベネチアには大洋につながる水路が3つあるが、この3ヶ所にフラップ式の可動型ゲートを設置し押し寄せる海水を止めようというものだ。 各ゲートの幅は20mで、各水路に18から20機設置することになる。 ゲートは通常海底のケーソン内に格納され、高潮などの被害が出そうなときに起立して海水の流れを止める。 ゲートと並んで水路の近くに作られているのが防波堤と閘門である。 閘門はフラップ式ゲートが閉鎖した場合でも大きな船が行き来できるようにする役目を果たす。 そして最終的にはベネチアの陸地部が変化する可能性もあり、周辺に生息する動植物への影響も懸念されている。 特に高潮の回数がさらに増加し、ゲートを使う回数が増えれば、周辺への影響も大きくなるわけである。 モーゼ計画は2003年に開始し8年で完成する予定だったが、大幅に遅れ今も進行中だ。 実際の完成は2019年もしくは2020年になる予定だという。 『』によると、途中で汚職の問題も発生し、ベネト州知事やベネチア市長が逮捕される事件も起きた。 様々な困難にぶつかりながらも完成まであと一息となったモーゼ計画。 エンジニアリングの知恵を活かし高潮の心配がなくなるという朗報はあるが、今後、ベネチアの大部分が冠水する可能性はまだ残っている。 恒久対策に向けてさらなる研究が期待される。

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