カルリートス アルゼンチン。 脅迫犯罪者がいかにして作られたか知りたいあなたへ。『永遠に僕のもの』(2018年、アルゼンチン、R15+)

12名以上を殺した美貌の少年…実話を基にしたアルゼンチン映画8月日本公開

カルリートス アルゼンチン

この記事をサクッと流し読み• 『永遠に僕のもの』の感想:満足度40% 舞台はアルゼンチン・ブエノスアイレス。 引用:(外部サイト) 本作の舞台となるのは、南米大陸にあるアルゼンチンの首都です。 1970年代の事件をモチーフにした作品ということを忘れてしまうと、「この国の治安はどうなっとんねん!」と思ったりします。 「イケメンだったら何をしても許されるのか?」問題を考える。 本作は、Twitterで相互フォローの方が感想をあげていたのを読んでから興味を持っていました。 しかし女性の方の感想が多かったのか、主人公カルリートスを演じるロレンソ・フェロさんが超イケメンで最高だったハマってしまったもう私のものよ、というものでした。 「えー、イケメンなら作品の中身とかどうでもいいのかよー」などとちょっとムカついてしまいました。 そこで、今回は、「イケメンだったら何をしても許されるのか?」という問題をテーマに鑑賞をしてみたいと思います。 満足度40% 今回は、ぼくには合わなかった部分があったなぁと思いました。 中盤から尻上がりに面白くなっていったのですが、挽回するところまではいかず…というところでした。 どこら辺がぼくに合わなかったのかといいますと、前半部分がものすごく長くて間延びしているかなと感じたところです。 監督の意図があると思うのですが、ぼくには長すぎました。 正直に言うと、作品冒頭で主人公カルリートスの親友ラモンのお父さんのキンタマ袋が大スクリーンにドアップになる場面があるのですが、それを観終わったあとに、豪快に居眠りをかましてしまいました。 うん、きれいなキンタマ袋を見て、ちょっと油断しました。 そこからは、グイグイ物語に引き込まれる展開になっていて、楽しい気持ちで劇場を後にしました。 確かに主人公カルリートスは魅力的だったが…。 まず注目したいのは、主人公カルリートスを演じるロレンソ・フェロさん。 引用:(外部サイト) 確かに、イケメンです。 いや、イケメンというよりも美少年です。 主人公カルリートス自身が、自分自身が美少年であるという自覚はあるんだろうというのはなんとなく分かりました。 ただ、その自分の美しさを利用して一連の大きな犯罪に手を染めたとは思えなかったです。 そこが、女性たちを引き込んでしまう魅力なのかもしれません。 ぼくからすると、身体つきをみても鍛えている訳ではまったくない。 ただ素として美少年だからって、そんなに持ち上げられなくてもなぁと思ったりしていました。 ぼくは、本作でロレンソ・フェロさんに出会ったとき、かつてのレオナルド・ディカプリオさんのような輝きを見ることはありませんでした。 『タイタニック』(1997年) 引用:(外部サイト) ぼくの中ではレオ様こそ、男も惚れる男だと思っています。 ここまでくると、完全に好みの問題でしょうか。 あなたはどちらの方が好みですか? それとも他の方? 犯罪者だが、邦画のような心理描写を追う作品ではない。 本作は、1970年代に実際に起こった連続殺人事件をモチーフにした作品です。 しかし、邦画によくみられる、犯人がいかにしてそんな凶悪な犯行にいたったのかという心理をしっかり描いたような作品ではありません。 そういう視点でも楽しんでみたいという、ぼくと同じくらいの年代の方にとっては物足りない気持ちになってしまうかもしれませんので、ご注意ください。 また、この物語の演出についても、観る方の好みによって好き嫌いが大きく分かれそうな気がしました。 ぼくは、やっぱり監督がどういう気持ちでこの作品を製作したのかというメッセージを受け取りたいなと思っています。 ですので、例えば、「まずこんな殺人事件があって、次にこんなことがあって…」とただ時系列を追うだけなら、映画作品として楽しむ必要はないのではと思うのです。 ということで、ぼくには少し物足りない気がしました。 ただし、本作を監督・脚本したルイス・オルテガさんがすごいな、素晴らしいなと思うところは、「分からないものを、分かった風な味付けをして観てもらわず、分からないとはっきりと伝える」という部分。 ただただ、自分の気持ちに寄り添って、無邪気に天真爛漫に生きていく中に、ごく普通に強盗や殺人があっただけ。 そう、分からないということが分かるのだろうと思います。 それを、分かった風な調子で語らない。 これをきちんとぼくたちに伝えてくれる監督は、ぼくは大好きです。 なぜカルリートスがこうなったのか?ぼくの仮説。 本作を鑑賞後、記事に書きたかったのはこれでした。 カルリートスが凶悪犯罪者になった原因とはいったい何か? 家庭環境が特別悪い訳ではない。 元々サイコパスだった? いいえ、違います。 ここからは、ぼくの仮説です。 大いに【ネタバレ】を含みますので、ご注意ください。 カルリートスをこんな人間にしてしまったのは、何を隠そうカルリートスの親友ラモンのお父さんが原因です。 カルリートスは、ある出来事からラモンと仲良くなり、ラモンの家に遊びに行くことになりました。 対面して、カルリートスを迎えて話をするラモンのお父さん。 しかし、その姿はトランクス一丁で、片足をお行儀悪く立てて座っていました。 その足とトランクスの間から、とってもきれいなキンタマ袋が片方、ボロンと出ているのです。 間から見えている、のではないんです。 お父さん、さっき、片方のキンタマ袋だけ外に出しましたか?っていうくらいきれいに出てました。 そのキンタマ袋を凝視するカルリートス。 それが、カルリートスが凶悪犯となった原因だとぼくは思っています。 もしあなたの息子さんが、お友だちを連れてきたとしても、絶対にキンタマ袋を見せつけるような行為はしないでください。 あなたのその行為が、あらたな凶悪犯を生み出してしまうのですから。 ここまで、トランクスからキンタマ袋を出して記事を書いていたヴァニでした。 『永遠に僕のもの』の作品情報 あらすじ 堕ちる 1970年代にアルゼンチンで実際に起きた連続殺人事件をモチーフに描くクライム青春ムービー。 美しき17歳の少年が、ためらいもせずに次々と重大な犯罪に手を染めていく衝撃の犯罪遍歴を描く。 主演は本作がスクリーン・デビューのロレンソ・フェロ。 共演にチノ・ダリン、ダニエル・ファネゴ、セシリア・ロス。 監督はアルゼンチンの俊英、ルイス・オルテガ。 1971年、ブエノスアイレス。 何不自由ない生活を送る17歳の美少年カルリートスだったが、遊びを楽しむように犯罪に手を染め、ほとんど罪の意識を感じることもなかった。 やがて彼は、転校先で野性的な魅力に溢れたラモンと出会い意気投合し、2人でコンビを組んでさらなる罪を重ねていくのだったが…。 (外部サイト) 予告編.

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アルゼンチンの古豪アルヘンティノスの下部組織から代表戦士にまで上りつめたディエゴ・プラセンテ。 欧州の舞台でも活躍した左SBが、その人生を振り返った手記を紹介する。 ニコ・ディエス、「エル・モノ」・マルキッチ、パブロ・ロドリゲス、そしてこの僕だ。 一方で、なぜプロになれなかったのかといつも不思議に思う仲間がいる。 もし、彼らがトップチームに入っていたら一体どんな人生を送っていただろう、と。 その彼らのことを話そう。 【カルロス・ロメロ】 「ヒーマン(アメコミのキャラクター)」みたいな流行りのマッシュルームカットをしたブロンドのセンターフォワードだった。 ホセ・レオン・スアレスのクラブ「ホセ・インヘニエロス」と、僕がプレーしていたビジャ・ボッシュのクラブ「エル・ビクトリア」が、バビーフットボール(6対6の試合)で対戦した時だ。 ただ、仲間を奮い立たせるだけでなく、1試合で3ゴールくらいぶち込んでいた。 全てが完璧だった。 生まれながらのストライカーさ。 彼を敵にまわしてプレーしたことが、2回あったんだけど、とくに2度目の対戦は今も忘れられない。 カルリートスが遅れて来て(他のところでプレーしていたに違いない。 バビーではよくあることだ)、相手チームに入った途端にゲームの流れが変わり、彼の4ゴールで引き分けてしまったんだ。 カルリートスはヘッドでも、エリアの中からも外からも、リバウンドだろうと、本当にあらゆるところからゴールを決めた。 僕らが3点をリードしていたある試合では、パブリート・ロドリゲスがドリブルで2人抜いてエリア内に踏み込んだところでシュートを打ち、GKが右手で弾いたボールがリバウンドしてカルリートスの後頭部に当たってゴールになったことがあった。 普通は恥ずかしくて、照れ笑いするだろう。 でも、カルリートスはエンブレムにキスをしながら振り向くと、雄叫びをあげながらコーナーに向かって走って行ったんだ。 あれは、魂から湧き出て来るような叫びだった。 ゴールを愛する者の叫びだ。 だから、ストライカーは常にゴールを探し求めるんだ。 それは天賦のもので、カルリートスがストライカーとして生まれた証拠だった。 彼はAFA(アルゼンチン・サッカー協会)主催の下部リーグで9軍から5軍までずっとチーム一の点取り屋だった。 チャンスがなかったのか、それともチャンスを活かすことができなかったのかは、今もわからない。 地方のチームに移籍して、何度か怪我を負ってから、完全に消えてしまった。 カルリートスがなぜトップチームでプレーできなかったのか、その理由は未だに僕にもわからない。 ピッチの中でも、外でも、いつもニコニコしていて、プレー中も話をしている時も周りを惹きつける魅力的な人柄だった。 技術的に並外れていて、ボールを駆使して、今だったら僕の子どもたちが『YouTube』で見るようなプレーをやってのけた。 スター選手を画面で見ることのできなかった時代の僕らにとって、ウィチのプレーを見ることは、サッカーの持つ美しさそのものだった。 彼をチームメイトに持つことは、限られた者だけの贅沢だった。 なにせ、まるでボールが足の裏にくっついていたかのように足から足へと転がすんだ。 ルーレット(ボールを右足裏で止めて身体を反転させてから左足でヒールキック)しながらのアシストや、ボールを片足で止めてからもう一方の足に当ててパスを出す妙技に、ピッチの中から彼を見る幸運に恵まれた誰もが虜になっていた。 ボジャカ通り沿いにあった古いカンチャで、ある土曜日に行なわれたインデペンディエンテとの試合で見せたダブル股抜きなんて忘れられやしない。 ピッチ中央から左側に10メートルぐらいの位置で、相手が近付いて来るなりウィチは、まず前方に向かって股抜きをやったんだ。 ところが、それでは物足りなかったのか、彼は相手を待ってから、もう一度、今度は後方に股抜きをしたんだ。 僕の網膜に永遠に焼き付けられる、最高のプレーだった。 負けている時に相手が寄って来るのを待つなんて、今だったら絶対に監督から罵倒されていただろう。 でも、とにかく優雅なプレーだったから、何年か経った後、あのダブル股抜きをやられたインデペンディエンテの選手がプロになってから僕に「ウィチはどうしてる」と聞いてきたことがあったぐらいだ。 とにかくウィチは怪物だった。 並外れていて、滅多に見ることのできない逸材さ。 残念ながら、それほどのクラックでありながらプロにはなれなかった。

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映画『永遠に僕のもの』実在した“美しき”連続殺人犯の少年を描く、ペドロ・アルモドバル製作

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世界が発情した、天使のような美貌の連続殺人犯 「永遠に僕のもの」予告&場面写真公開 2019年6月17日 19:00 主演ロレンソ・フェロは6月下旬に来日 C 2018 CAPITAL INTELECTUAL S. com ニュース] スペインの巨匠がプロデュースを担い、アルゼンチンの美しき連続殺人犯を描いた「」の予告編と場面写真が公開された。 映像では、天使のような愛らしさと美貌を誇る主演のが、次第に狂気をはらみ、犯罪に駆り立てられていくさまがおさめられている。 第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、外国語映画賞のアルゼンチン代表作品に選出された本作。 ルイス・オルテガ監督がメガホンをとり、連続殺人犯の少年カルリートス(フェロ)のはかない青春の物語を紡ぐ。 カルリートスのモデルとなったのは、わずか数年で12人以上を殺害し、1971年にブエノスアイレスで逮捕された実在の人物カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。 凶悪な犯罪行為だけではなく、「ブラック・エンジェル」「死の天使」と評されたほどの美貌で世間に衝撃を与えた。 予告編には「1971年、重大事件で逮捕された犯人に、世界は魅了され発情した」というボイスオーバーに包まれた、あどけなさの中にあやしい色気を漂わせるカルリートスを活写。 相棒ラモンと手を組み、悪事を重ねていく姿をポップに映し出していく。 しかし、銃を手に「もっと撃ちたい」と目を輝かせ、「君をバカにした奴、殺しといたよ」とラモンに告げるなど、カルリートスの狂気はエスカレート。 コンビ解消を言い渡され「僕を捨てるの?」と声を震わせ、虚ろな瞳で涙を流すなど、荒々しさと繊細さが同居するミステリアスな魅力がつまった映像が完成した。 場面写真は「このベビーフェイス、鳥肌が立つほど、危険で可愛い」(レビューサイト「Shockya. com」)、「ロレンソ・フェロは、強烈なカリスマ性を放っている」(エル・ムンド紙)と海外のメディアから絶賛されたフェロの様々な表情をとらえたもの。 ラモンと見つめ合ったり、拳銃を構える少女を背後から支えたり、制服姿で視線をさまよわせたりと、多彩なギャップがちりばめられている。 「」は、8月16日から東京の渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。 フェロは、6月下旬のジャパンプレミアに合わせ来日が決定している。

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